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道重さゆみの凄さは彼女が捨てたものを知って初めて分る


過去を黒歴史として捨てた道重さゆみ


今が輝いているように見せる最も楽な方法は何でしょうか。簡単です、近い過去を黒歴史にしてしまうことです。過去は悪かったんだダメな時期だったんだと暗示をかけることで今が華やいで見える訳です。

道重さゆみ、そしてここ1年のアップフロントがとった戦略はこれです。道重は何度も「今となってはプラチナ期と呼ばれているが当時は誰も評価してくれなかった」、「ドッキリを仕掛けられるようになって嬉しい」など過去を蔑む発言を多数しています。

アップフロント側も「全盛期は1度だけとは限らない」といったコピーを出してます。全盛期=1998〜2003年くらいのことでしょうから直近の過去は栄えてなかったと言ってるのと同じわけです。

そして以下のように見事に術中にはまるヲタが続出というわけです。


僕は別にこの手法が悪いと言ってる訳ではないです。アイドルはビジネスですから儲かっているならそれでいいんでしょうし、モーニング娘。のヲタも幸せそうなので。

勝ち取ったものはたいして大きくないのでは


過去を蔑み、今を絶賛するやり方はまやかしでしかないので正直状況ってそんな変わってないと思うんですよ。何作か連続でオリコン1位でしたが、近い過去では歩いてるとかしょうがない夢追い人でも取っててそんなに珍しいことかなあと 。

その当時は平日の即売イベントも無ければ個別握手やBOXチェキなどのドーピングがなかったわけですから、今のようにフル活用すれば同じくらいの枚数は売れてたんじゃないかと思います。横浜アリーナだって亀井絵里、ジュンジュン、リンリン卒業の時に平日で普通に埋まってますよ。

仕事柄、人気具合を調べるためにGoogleのツールを使うのですがモーニング娘。のトレンド推移を出した結果がこちらです。


2011年と今、全然変わらないんですよ、2003年とかは圧倒的に高いですね。だから思うこととしては今はまやかしの栄光なんですよ、多分。この辺の印象操作はうまいなあと。なんか勢いがあるように見えますもんね。。

道重さゆみは虚像の栄光だと知ってたと思います


だってそうでしょ。高橋、田中、亀井、新垣の後ろにずっといたんですよ。当時に比べて今が如何に幼いか未熟か一番わかるのは道重本人のはずです。それでも彼女は現在を絶賛し続けた。すごい精神力だと思います。

きっかけは2012年の山口公演、つまり道重がリーダーになってから初めての地元の公演でのMCだったと僕は思ってます。その公演のMC抜粋です。

「さゆみほらリーダーになってからすごい弱音吐いてたの知ってます?なんかそんなリーダー嫌じゃないですか。売上下がったらどうしようなんて公言してるリーダー誰もついてこないなと思って。 だからさゆみはやめたんですよ。弱音吐くの辞めようって思って。 なんかみなさんにも申し訳ないなと思って。そんなネガティブばっか言ってる女を応援させるなんて。なんか可哀想に思えて、ああそれは良くない、もっと前向きにいこうと思って。」

今を否定しても意味がない、今を応援してくれてる人に如何に楽しくしてもらうか、それを重視するんだという決意がこのMCには込められていました。彼女は彼女のなりの決意をもって演じ続けたわけです。ああダメだなと思ってもダメだと口にすることの意味の無さを彼女は知ってたんです。だから、道重さゆみは凄いんですよ。

これからのモーニング娘。への期待


道重さゆみが抜けて、キャリア的にはそこら辺のアイドルと同じかそれ以下になるわけです。では他のアイドルに無くてモーニング娘。にあるものってなんでしょうか。僕は「楽曲の数」だと思いますよ。

道重という圧倒的存在がなくなったこれから、武器は間違いなく歴史なんですよ、15年以上やってきたアイドルなんて他にいないんだから。溢れんばかりの過去の良曲群は相当な力をもってます。過去の遺産、存分に使ってやればいいじゃないですか。

新しいものなんてどのアイドルでも生み出せますが、過去に使われて仕上った曲を新しいメンバーで再構築してぶち込めるアイドルなんて君たち以外にいないんだから。

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