七夕コンサートから分かる、Berryz工房が最高に優れているところを挙げる
毎年7月7日に行われるBerryz工房の七夕ライブですが、今年も大好評でしたね。
まあ、仕事で途中からしか来れなかった人もいれば、スタンディングなので押しつぶされて全く見えなかったといういつもの不満も出てたようですが。
そのライブを最高のものにすることが目的にできるのがBerryz工房
僕自身、今回の七夕ライブは最高だったと思いますしBerryz工房の良い所がふんだんに出ていたライブだったと思います。ベリコンのいいところは、ライブを良いものにすることが目的でライブをしているってことです。間違いなくこれ。
反例としてわかりやすいのは「次はもっと大きな会場でできるように頑張ります」みたいな発言です。これって裏を返せば今の会場は小さくて不満だ、私達はもっと大人数の会場でやりたいのでこのライブは通過点だって意味ですよね。こういう発言をしちゃうアイドルはすごく残念だと思います。客である僕らはこのライブに金払ってるわけで君たちの将来に投資した覚えはないんですよ。そういった雰囲気を出さないで100%全力でこの場を楽しませようとする、できるのがBerryz工房の良いとこなんですよね。
徳永千奈美の「ほんと楽しい!歴代トップ10に入るくらい楽しい!」って発言も良かったです。場所とかにこだわってないんだなと思えますしその場にいる全員が幸せになりますね。
Juice=Juiceとの合同コンサートで須藤茉麻が「なんかBerryzのファンが少ないような」って発言をした時にすかさず夏焼雅が「そんなの関係ないじゃん」みたいに制したことがあります。そのライブに入った客はもう代えられないんだからそこに不平言っても客は萎えるだけですし、そういうとこちゃんと分かってるんだなって感心した記憶があります。
本当のエボリューションってこういうことでは
今回の七夕ライブではファイポや夏わかめ、パッション、蝉とデビュー初期の曲がふんだんに使われていたことも魅力でした。CD音源ではもちろん幼い歌声なのに、ライブでは厚みのある心地良い歌声が聞けるっていうのは長年やってきたアーティストだけが披露できる特権です。
これですよこういうのが聞きたいんですよ、昔の曲を今の実力できっちり歌い上げる、これこそ見てて聞いてて一番楽しいんですよね。昔の曲をやらなくなったりアレンジを変えて別の曲にするのは何の意味もないんです。それはただの実力不足で過去を超えられない恐怖からのごまかしだと思ってます。
10年経つと色々融通を効かせられるようになったとメンバーが発言する通り、今回はメンバー案が散りばめられていたようですし、不満一つ無い構成でした。
新譜をことごとく干してコンサートできるのは、もはやBerryz工房だけなのかなとか思ったりします。
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